小糸川温泉
小糸川温泉 訪問記
2021年 6月 訪問
千葉県君津市を山間部へ向かう県道からそれてしばらくすると、川に沿って「小糸川温泉」はありました。
入口の右側に、源泉と見受けられるものが湧いている場所があります。自噴なのかわかりませんが、結構な量と思われます。
建物は年季が入っていますが、それなりにお手入れされているようです。早速お風呂に入りましょう。
窓際に大きい湯舟があり、温泉が張ってありますが、入口脇にある小さい湯舟は空っぽです。
お湯は九十九里方面に多い、こげ茶色したモール泉です。透明度は10センチほどでしょうか、いい色をしています。うっすらと腐植質の香りがします。
温泉分析書を拝見すると泉質は、ナトリウム‐炭酸水素塩・塩化物泉(弱アルカリ性低張性冷鉱泉)とのことです。
ナトリウム‐炭酸水素塩泉は、皮膚の脂肪や分泌物を柔らかくして洗い流すため、石鹸のように皮膚を洗浄します。皮膚を滑らかにするため、「美人の湯」と言われます。
皮膚表面から水分の発散が盛んになり、体温が発散されて清涼を感じるため、「清涼の湯」とも言われます。
浴室の窓からは、川は直接に見えませんが、うっそうとした茂みが見え、自然を感じます。
温泉で暖まり、お休みどころでゆっくりしてとても満足な時間を過ごしました。
注意しなくてはいけないことは、営業日が、金・土・日・月 のみです。又、営業時間は、午前10時から午後4時です。料金は大人800円、子供500円です。
千葉の温泉は、冷鉱泉で泉温が低いため、沸かし湯となり、結構高い料金を取るところが多いのですが、こちらは良心的なお値段ですね。とても気に入りました。又お邪魔したいと思います。
旅の記録
訪問日 : 2021年 6月
スタイル : 立ち寄り湯
経費 : 800円/人
泉質 : ナトリウムー炭酸水素塩・塩化物泉(弱アルカリ性 低張性 冷鉱泉)
湯使い : 加温