横川温泉 巴屋鉱泉旅館
横川温泉 巴屋鉱泉旅館 訪問記
2020年7月 訪問
茨城の奥久慈、横川温泉の「巴屋鉱泉旅館」さんに立ち寄り湯で伺いました。
こちらの横川鉱泉は3軒ほどの、こじんまりとした温泉街です。その中でも茅葺屋根の母屋が特徴的な巴屋鉱泉旅館さんです。
日帰り入浴は500円です。お風呂の湯殿は母屋の左側の建物です。
お風呂場はタイル張りのきれいな造りです。早速掛け湯をたっぷりして入りましょう。
鉱泉なので源泉温度は13℃ほどの為、沸かし湯となりますが、アルカリ性の滑らかなお湯です。
温泉分析書を拝見すると泉質は、単純硫黄冷鉱泉(低張性ーアルカリ性ー冷鉱泉)とのことです。仄かに硫化水素臭がするお湯です。泉質名には出ませんが、ナトリウムイオンも多いようです。
浴槽へ源泉が出る蛇口に、コップが置いてあったので少し飲んでみました。多少の硫化水素臭とえぐみのある味です。
ほぼ無色のお湯は、PHが10を超えるアルカリ性で、浴感はかなり滑らかで、ツルツルな感じです。
こちらの巴屋鉱泉旅館さんは、かなり泉質にこだわっておられるようです。鉱泉ですので加温されているのは仕方がありませんが、源泉はかけ流しにされているようですね。
今回は日帰りでお邪魔しましたが、次回はぜひゆっくり宿泊してみたいと思うお湯でした。
旅の記録
訪問日 : 2020年 7月
スタイル : 立ち寄り湯
経費 : 500円/人
泉質 : 単純硫黄冷鉱泉(低張性 アルカリ性 冷鉱泉)
湯屋 : 加温