奥日光湯元温泉 紫雲荘
奥日光湯元温泉 紫雲荘 宿泊記
2023年 1月 訪問
奥日光湯元温泉、「紫雲荘」さんに宿泊しました。かれこれ、5年ぶりの宿泊となりますか。
前回の宿泊の際は、高速バスにて日光まで入り、路線バスで湯元温泉まで来たのですが、今回は車での訪問です。
とってもお天気が良い日で、湯ノ湖は氷におおわれ青い空とのコントラストが見事。冬の山々がきれいです。
チェックインをして、早速2階の部屋へ落ち着きました。正直言って、「炬燵」が有ると還暦過ぎの私にとってはとても良いのですが、まあ、これは仕方がありません。
久しぶりに宿泊すると、前回とお風呂の利用方法が変わっていました。
露天風呂と二つの内湯の3つの浴室は、木札をかけてすべて貸切風呂として利用する様になりました。各地の温泉に宿泊すると、こじんまりとした宿ではこのような貸切湯のスタイルが一般的になって来ています。旅のスタイルが団体旅行から、家族単位での個人旅行の時代、プライベートを大事にするようになったという事ではないでしょうか。
能書きは程々にして、早速お風呂に入りましょう。
成分分析表を拝見すると泉質は、「含硫黄ーカルシウム・ナトリウムー硫酸塩・炭酸水素塩温泉(硫化水素型)(中性低張性高温泉)」とのことです。
私は奥日光湯元温泉のお湯がとても好きです。意外と中性なので肌への刺激が少なく、美人の湯の要件、炭酸水素塩泉(クレンジング効果)、硫酸塩泉(肌の蘇生効果)、硫黄泉(シミ予防効果)の3大美人泉質の要件に合致します。素晴らしいですね。
源泉温度が74℃ほどと高く、うっすらと白濁して硫黄の匂い(硫化水素臭)がします。
露天風呂などは、小さい中庭に雪が積もってとても風情があります。中々この時期でなくては味わえません。
内湯は源泉が近いせいではないでしょうか、早朝などは表面に温泉成分が浮遊して湯の花が舞い、まあ熱いのは仕方がないですがとても良いお湯です。
とてもしっかりと料理された食事は、夕食は部屋食で和膳、朝食は食堂で洋食を頂きました。地酒の利き酒セットも注文。いいですねえ。
紫雲荘さんは前回同様、こじんまりとした宿で程よい距離感の接客がとても私には合っています。又、食事処として「食堂ふく」も営業しているので、飲食店が少ない奥日光界隈では重宝しますね。
次回もゆっくり滞在したいと思います。
因みに、前回宿泊した際、利用したおおるり山荘のコンビニ、ヤマザキショップは、おおるり山荘が閉業した為、無くなってしまいました。残念。
旅の記録
訪問日 : 2023年 1月
スタイル : 1泊2日 夕朝2食付き
経費 : 8800円/人 消費税込み・入湯税別 2人で訪問
泉質 : 含硫黄ーカルシウム・ナトリウムー硫酸塩・炭酸水素塩温泉(硫化水素型)(中性 低張性 高温泉)
湯使い : 源泉かけ流し