光國本店 夏蜜柑丸漬

2024年 1月 訪問

萩に旅した折、名物という事で「夏蜜柑丸漬」をお土産に買いました。

光國本店は流石萩の商家。歴史を感じる店構えです。

萩の町は、昔ながらの懐かしい街並みが碁盤の目のように続きます。ちょっと路地を入ったところに、「光國本店」はありました。

懐かしショウウインドウに贈答用の品が展示されています。

萩の薫夏みかんマーマレードなどがお土産に並んでいます。今回はお目当ての夏蜜柑丸漬を購入しました。

夏蜜柑丸漬。とても不思議な食べ物です。

訪れたのは1月末。町を散策すると至る所に夏蜜柑の木が植えてあり、黄色く熟した果実が塀を超えて道まで出ているものもたくさんあります。

町中至る所に夏蜜柑の実が顔をのぞかせています。

帰宅後、夏蜜柑丸漬の箱の中に有る説明を読むと、維新後の失業武士の救済事業のひとつとして植えられたものだそうです。そういえば高杉晋作の生家の周りにもたくさんあり、あの辺は武家屋敷の町だったと思い出しました。

とても上質な甘さでしつこくありません。又食べたくなります。

お話によると、この夏蜜柑丸漬は製法が一子相伝だそうです。切ってみるとどのようにして作ったのかは全くわかりません。味はとても上品でしつこくなく、中身の羊羹も夏蜜柑の味が程よくて、とてもおいしく頂きました。又食べたくなりますね。

訪問日 : 2024年 1月

スタイル : お土産購入

経費 : 夏蜜柑丸漬 1458円