石和温泉 旅館 深雪温泉

2023年 10月 訪問

石和温泉には、以前から団体バス旅行で結構宿泊しているのですが、今回は個人旅行です。「旅館 深雪温泉」さんは、源泉かけ流しでお湯が良いと言われているので楽しみです。

玄関先には源泉が木の樋を伝わって流れるオブジェがあります。

玄関前まで来ると、こちらの源泉「完熟の湯」が木の樋を伝って流れ落ちる様子が見られます。源泉の説明の看板などもあり、お湯にこだわっている宿なのですね。

温泉についての説明看板。こだわりが伺えます。

ちなみに、石和温泉は歴史が浅く、昭和36年にブドウ畑の中に温泉を掘り、湧き出したのが始まりだそうです。住宅街の中に温泉宿が点在していて、今回の部屋からは窓を開けるとお隣の玄関先が眺められるような場所でした。しかし、街中なので飲食店は多数あり、今回は素泊まりなのですが、食事場所に困ることはないようです。

お部屋の様子。ちなみに左の窓の外はお隣の庭先が見えました。

コロナ過を経て、こちらの宿は部屋への案内は止め、部屋の鍵は暗証番号キーを採用。予約時に連絡した電話番号下4桁で開けます。意外とこれはいいアイデアで、連れと時間を合わせなくても良くいいですね。部屋は小綺麗で快適です。

温泉の説明がしっかりと掲示してあります。とてもこだわっているのですね。

部屋に落ち着いたら早速お風呂に入りましょう。「かきの湯」「ももの湯」との大浴場が時間で男女入替です。「かきの湯」は源泉がドバドバと投入されていて、湯舟のふちから溢れでる量が半端ではなく見事です。

「ももの湯」入口

成分分析書を拝見すると泉質は、単純温泉(低張性弱アルカリ性高温泉)」とのことです。くせのない無色澄明のお湯です。

温度の違う2つの源泉をミックスることで、心地よい温度が出来上がります。

特筆すべきは、源泉が2本あり、完の湯は49℃、熟の湯は36℃の異なる源泉温度なので、ほぼ同じ泉質で温度が違う源泉を、うまくミックスすることで心地よい「完熟の湯」が出来上がります。湯使いがとても良い温泉ですね。

「かきの湯」結構ドバドバです。

深雪温泉さんは、この規模の宿としては珍しいドバドバの源泉かけ流しの良いお湯で、部屋もきれいで良心的な価格で宿泊出来、近くには飲食店も多いので次回も又利用したいと思います。

訪問日 : 2023年 10月

スタイル : 1泊2日 素泊まり

経費 : 7650円/人 消費税・入湯税込み 2人で訪問

泉質 : 単純温泉(低張性 弱アルカリ性 高温泉)

湯使い : 源泉かけ流し

関東甲信越

Posted by norari