瓢湖で白鳥観察
瓢湖水きん公園にて白鳥観察会
2023年 12月 訪問
冬の村杉温泉に宿泊した翌朝、早朝の瓢湖白鳥観察ツアーに出かけました。白鳥の飛来地として有名で、ラムサール条約にも登録された湖です。
バスで宿から30分ほどかけて「瓢湖水きん公園」に到着。オオハクチョウ、コハクチョウ、カモの仲間の水鳥たちを観察します。
初めに、観察舎の中でガイドの大島さんから解説を聞きました。大島さんは長年白鳥の観察を続けている方で、白鳥の事なら何でも知っている方です。
先ず、どうしてこのようなあまり大きくはない人口の湖に、これだけたくさんの野鳥が訪れるのか不思議なのですが、それには初代白鳥おじさんである、故吉川重三郎氏が大変な苦労の末に、昭和29年、日本で初めて野生の白鳥の餌付けに成功して以来、現在は3代目の白鳥おじさんが、シーズン中には1日3回、9時、11時、15時の餌付けを行っているそうです。
野鳥はとても神経質なので、初代から服装も変えないで行っているそうです。
私が訪れた12月の後半は餌場が氷結してしまったために、多数の白鳥は次なる餌場に移動した様であまり多くはいませんでした。
それでもたくさんの野鳥が羽を休めている姿を見ることが出来、私たちが餌をまくと、さすがに白鳥はすぐ近くへは来ませんが、カモの仲間は足元近くまで来てエサを食べます。野鳥であることが信じられないほどです。
今回は少しの差で白鳥は移動してしまったようです。次回は沢山いるタイミングで観察に来たいですね。又のお楽しみにしましょう。
旅の記録
訪問日 : 2023年 12月
スタイル : 自然観察
経費 : 無料