ほったらかしの宿 ゆうふり那須高雄温泉ロッジ

2025年 12月 訪問

栃木県那須湯本温泉。ほったらかしの宿、ゆうふり那須高雄温泉ロッジに宿泊しました。

以前、那須高雄温泉おおるり山荘として営業していた時分は、高雄温泉の泉質がとても好きだったので結構宿泊したものです。まあ、おおるりの宿でしたので食事などは期待できず、温泉施設もかなり痛んでいたものでした。しかしいざ閉業してしまうと高雄温泉に入れずにちょっと残念だったところ、新たに、ほったらかしの宿、ゆうふり那須高雄温泉ロッジという名称でリニューアルオープンとの事なので様子を見に宿泊してみましょう。

4階は眺めがいいです。
ベッドはおおるりのまま使っているようです。

チェックインを済ませ、今回は4階の部屋へ落ち着きました。眺めがいいですね。部屋をよく見るとリフォームされた部屋で唯一ベッドは以前のままの様な記憶があります。あとは新しくなっているようですね。落ち着いたら早速お風呂へ入りましょう。

露天風呂は温泉プールになりました。

露天風呂を見てみましょう。以前は男女別にに分かれていた仕切りがなくなり温泉プールという形になっています。まあ露天風呂だったのでとても浅いのですけど。水着または湯あみ着を着て利用します。湯あみ着はフロントで300円でレンタルできます。ちょっと雪が降る時期にはきついかもしれませんがチャレンジしてみましょう。それから手前にあった貸し切り湯がなくなっていました。

お湯の温度は36度ほど。ちょっとぬるいですね。

ちょっと寒かったのですが湯あみ着を借りて温泉プールに入ってみました。ああ、これが高雄温泉ですね。成分分析書を拝見すると泉質は含硫黄ーカルシウム・マグネシウムー硫酸塩炭酸水素温泉(硫化水素型)(低張性中世温泉)」との事。源泉温度が38度程と低いので温度計を見ると36度くらいしかありません。夏場であればとてもいい感じなのでしょうが今日は雪交じり。ちょっと寒いのですが源泉が投入されているパイプを独泉して長湯と行きましょうか。

内湯は新しくなってとてもきれいです。しかしお湯の質は芳しくありません。温泉分析書別表を見ると、加水、加温、循環ろ過、塩素消毒とすべてで行われています。お湯もほとんど無色透明で匂いは塩素の匂いのみ。いやはや、地下水に源泉を少し入れている程度と思われます。これでは仕方ありませんね。

内湯。

温泉プールで長湯をし、タイミングを見計らって内湯へ戻って上がり湯とします。ああ、体の芯からあったまりますね。これでいいのです。

露天風呂のほうが温泉の香りが強いです。

風呂上がりに少し施設を見て回ったところ、以前バイキング会場だったところがいろいろ変わっていました。素泊まりの宿なので一角に電子レンジとテーブルが並び食事をとれる場所が用意されています。フロント前に冷凍のお弁当などが販売されていてこちらで温めて食べることができます。しかし皆さんここで食べている方はほとんどいなくて部屋へもっていって食べるようですね。あと、卓球台やゲームセンター。湯上り所などができていました。

冷凍のお弁当が売っています。
見事に電子レンジが並びます。
先ずは卓球でしょうか?
湯上り所でゆっくり。
フロントロビーでビリヤードもできます。

私は途中のスーパーですぐ食べられるお総菜などを仕入れてきたのでそのまま部屋でいただきました。食後、フロント周りをぶらついてみると結構皆さん自由気ままに散策していて、私たちはみたらし団子がいただけるので試してみました。本来は網で直接焼くところをアルミフォイルを敷いてあるのでちょっと焼きが甘くなってしまい、焦げ目が良くつかないのですがご愛敬でしょうか。

みたらし団子を焼いていただけます。

夜も更けて寝る際に気が付いたのですが、ベッドは以前のままの物を利用しているのですがマットレスはとても良いものになっていました。かけ布団も結構いい感じでとても寝やすいものになっていて助かります。それではおやすみなさい。

流石高台に建つので眺めがいいですね。

翌日は天気も良く朝焼けが綺麗です。しばらくしたらまた温泉プールに入ってみましょう。今朝は先客が入っていましたが、とても寒いとすぐに出てしまいました。私は昨夜と同じように源泉を独泉してゆっくりと過ごします。しばらくして気が付いたのですが、温度が昨日とほとんど変わっていないので、源泉は止めずにかけ流されているようです。どうも湧出する源泉のかなりの量をこの温泉プールに投入して掛け流しているのですね。とっても贅沢な温泉プールです。残りを内湯に回すのでほとんど水増し加温の温泉になってしまうようです。

素晴らしい天気。お日様が出ると暖かくなってきました。

見方を変えると、源泉かけ流しの温泉プールで那須高雄温泉を満喫し、内湯は上がり湯と割り切って考えると、とっても贅沢なことなのですね。

今回、新しくなった施設を利用して感じた事は、サービスを限定してコストを下げる潔いほどの徹底したコンセプトはとても良いと思います。宿泊予約は食事などの制約がないので宿泊直前ギリギリで取ることができました。それから、お客さんの年齢層がとっても若返っています。おおるりの時は高齢者がメインであったのですが、リニューアル後はとても子供たちが多いのです。若い子育て世代が目ざとく見つけて宿泊しているのですね。

ちなみに、こちらの宿はお正月明けから3月末までは冬季休業になるようです。考えれば雪が多い場所で無理に通年営業するよりは冬は冬眠したほうが無駄なエネルギーを使わずに済みますね。つかの間の休日、ゆうふり那須高雄温泉ロッジで、久しぶりの那須高雄温泉を堪能して宿を後にします。

訪問日 : 2025年 12月

スタイル : 1泊2日 素泊まり

経費 : 10388円/2人合計 消費税入湯税込み 2人で訪問

泉質 : 含硫黄ーカルシウム・マグネシウムー硫酸塩炭酸水素温泉(硫化水素型)(低張性中世温泉)

所在 : 〒325-0301 栃木県那須郡那須町湯本212−486 0287-76-6321

特徴・湯使い : 露天風呂の温泉プールのみ源泉がかけ流されています。水着又は湯浴み着(レンタルあり)着用。内湯は期待しないほうが良いです。上がり湯と割り切りましょう。