肘折温泉 上ノ湯
肘折温泉 上ノ湯 訪問記
2020年 1月 訪問
肘折温泉に宿泊した際、宿泊先の宿にて無料券を頂き、ちょうど8時からオープンの共同浴場、「上ノ湯」へ行きました。もう温泉三昧ですね。
訪れた時は雪が少なく、ここ大蔵村肘折温泉は豪雪の有名地なので、平年ならばメートル単位で雪が積もっているのですが、サンダルで歩けるほどで、地元の方も驚いていました。
上の湯は湯治場の共同浴場です。どこの温泉場の外湯でもそうですが、脱衣所はシンプルです。洗い場はなし。
かけ湯をタップリして入りましょう。掲示板にも書いてありましたが、下のほうから順に上へと20回程度とあります。心臓から遠い場所から温めましょう。やはり温泉へ入る前はかけ湯がとても重要です。
成分分析表を拝見すると、泉質は、ナトリウムー塩化物・炭酸水素塩温泉との事です。 お湯はうっすらと黄色く濁っていて、ナトリウムイオンが多いようなので薄い塩味と鉄味がします。 炭酸水素塩泉は皮膚の表面を軟化させて洗い流し、石鹸の様な効果があり、クレンジング効果があるとされています。ナトリウム成分が保湿剤となり、美肌の湯ですね。源泉温度が43℃ほどで、とても入り心地の良いお湯です。
お地蔵さんが居らっしゃる湯舟での湯浴みは、とてもご利益がありそうです。
お湯を出てしばらく温泉街を散策しました。古くからの湯治場の面影を、いまだ色濃く残している肘折温泉は、とても風情が有っていいですね。又来たいです。
旅の記録
訪問日 : 2020年 1月
スタイル : 立ち寄り湯
経費 : 250円/人(宿泊者は無料券あり)
湯使い : 源泉かけ流し