湯の花温泉 共同浴場 石湯

湯の花温泉 共同浴場 石湯 訪問記

2019年8月 訪問

福島県の会津地方にて、木賊温泉と山をひとつ超えて並ぶ、「湯の花温泉。共同浴場、「石湯」へ伺いました。こちらの共同湯は「混浴」です。

温泉街の中心部に位置する星商店さんにて、入浴券を200円にて購入し、ご親切に車も止めさせていただきました。ありがとうございます。

石湯への入り口

夏の盛りの早い時間でしたので、星商店の女将さんに、「今日はまだお客さんが来ていないから熱いかもしれませんよ」と声をかけられて、いざ川岸の共同浴場 石湯へ!!。

湯ノ岐川にかかる木橋を渡ってゆきます。
見えてきました、共同浴場 石湯。混浴です。

橋を渡り、岩を抱いたようなかわいい湯屋の中へ早速入ると、おかみさんが言っていた通り激熱です!!。

お邪魔します。
何事もないようなお湯ですが、激熱!!。

外から見えた岩の根元から湧き出る高温の源泉と、道路側から注がれる原泉の2カ所を木の栓や、タオルでふさぎ、ふつう私は加水するのは嫌ですが、このさいそんなことはいっていられません。何せ源泉温度は57℃ほどのお湯が直接注がれているのですから。

表から見えた大きな岩の足元より、源泉が流れ込んでいます。
こちらからも源泉が!!

ちょろちょろ・・・としか出ない水道水を投入し、備え付けの湯もみ板をお借りして、連れの女房と格闘する事20分以上・・・。

やっと何とかは入れるようになり、いざ湯舟へ!!もうたまりませんねえ~!!。切れの良い素晴らしいお湯ですねえ。

温泉分析書を拝見すると泉質は、単純温泉(低張性弱アルカリ性高温泉)とのことです。とびぬけて多い温泉成分は無いのですが、ナトリウムイオン、カルシウムイオン、塩化物イオンなどが多く含まれているようです。

窓の外はすぐ川が流れています。

この石湯の格闘にて疲れてしまい、はじめは湯ノ花温泉の共同湯4カ所すべてを制覇しようと思っていましたが、その他の3カ所の共同浴場は覗いただけで次回のお楽しみにしました。

弘法の湯。
天神の湯。
湯端の湯。

この次はぜひ冬に宿泊にて、訪れたいと思います。

(追伸)

令和元年の台風19号にて、河原に建つ湯屋が被害を受けましたが、地元の方々の熱意により、年末に再開したようです。大変ご苦労様でした。

又、残念ながら、星商店さんも営業をやめてしまったようです。入浴券は、お蕎麦屋さんの伊勢屋さんか、民宿ふじやさんで購入できるようです。

訪問日 : 2019年 8月

スタイル : 立ち寄り湯

経費 : 200円/人(4カ所の共同浴場へ入れます)

泉質 : 単純温泉(低張性 弱アルカリ性 高温泉)

湯使い : 湯屋のある岩の下より湧出 源泉かけ流し

東北

Posted by norari