のらりとひなびた温泉へhttps://norari-countryside.com気の向くままに温泉ぶらり旅への誘いSun, 11 Jan 2026 10:37:31 +0000jahourly1https://norari-countryside.com/wp-content/uploads/2023/01/cropped-IMG_1693-32x32.jpgのらりとひなびた温泉へhttps://norari-countryside.com3232 那須大丸温泉 大丸温泉旅館https://norari-countryside.com/oomaruonsenryokan/Sat, 10 Jan 2026 10:42:10 +0000https://norari-countryside.com/?p=4732

目次 大丸温泉旅館 訪問記 旅の記録 大丸温泉旅館 訪問記 2025年 12月 訪問 栃木県、那須湯本温泉からさらに登った奥那須の地にある秘湯、大丸温泉「大丸温泉旅館」さんに日帰り入浴で伺いました。日本秘湯を守る会の宿で ... ]]>

2025年 12月 訪問

栃木県、那須湯本温泉からさらに登った奥那須の地にある秘湯、大丸温泉大丸温泉旅館」さんに日帰り入浴で伺いました。日本秘湯を守る会の宿です。

雪の中、足元に注意して進みます。

大丸園地駐車場からもう少し奥に入ったところにある、大丸県営駐車場に車を止めます。注意したいのは、坂を下って宿の近くまで行ってしまわないことです。玄関前はとても狭いので気を付けましょう。訪問したのは12月末。雪がかなり積もっています。足元に注意して向かいましょう。

玄関につきました。お邪魔します。

立ち寄り湯は11時30分からの営業。時間を合わせて始まるタイミングで訪問しました。玄関からロビーへ入るととてもきれいな館内です。さすが日本秘湯を守る会の宿ですね。立ち寄り湯の料金は1000円で、混浴の「川の湯」用に湯あみ着が付いてきます。お風呂の説明を聞いて向かいましょう。

とてもきれいな館内。フロント周辺。

途中に飲泉所がありました。温泉分析書に飲用の適応症がのっている場合でも、保健所の許可がなくては飲泉は出来ないのです。こちらの様に飲泉許可があり飲泉所がある場合はぜひ飲泉しましょう!。とても希少なのです。

飲泉所があります。ぜひ飲んでからお風呂に入りましょう。

温泉分析書を拝見すると飲泉所の源泉名は「桜の湯」との事。読むとこちらの源泉は那須御用邸にも引湯されているそうです。リュウマチ、神経痛、冷え性のほか、飲泉することにより胃腸病に効果があるとあります。

途中の廊下には往時の写真などが飾ってありとても歴史がある宿なのがわかります。さあ、お待ちかねのお風呂をいただきましょう。

往時の写真や山駕籠が展示してあります。

お風呂場に入り、かけ湯をたっぷりとかけて入りましょう。ああ、いいお湯ですね。無色澄明で温泉独特の香りがほのかに感じられます。男性浴場の「笹の湯」は温度の異なる2つの湯舟があります。

男湯内風呂。笹の湯。

大丸温泉旅館のお湯は5つの源泉の混合泉でうまく温度調整をして源泉かけ流されているとの事です。
温泉分析書を拝見すると5つある源泉のうち4つの泉質は「単純温泉」との事です。残る一つ「奥の沢噴気泉」が「単純硫黄温泉(硫化水素型)」となります。この奥の沢噴気泉は那須湯本の宿へも引湯されていて、あの「雲海閣」の上の湯舟の湯がこのお湯です。

内湯で暖まったら湯あみ着を着て露天風呂の「川の湯」へ入ってみましょう!混浴です。こちらの宿の代名詞で下流で白土川と呼ばれる川の源流に湧く温泉をせき止めて、流れに沿って幾段もの露天風呂があるのです。

お風呂の見取り図。宿のサイトより引用させていただきました。

混浴ですが男女ともに湯浴み着を着て入るので裸で入る混浴とは異なりとても敷居が低いのです。男湯を出ると一番下流の「白樺の湯」で一番大きい露天風呂です。

川の湯。一番下流の白樺の湯。

底は丸石が敷き詰められていて意外と歩くのが大変。ところどころに源泉が投入される場所があり、ちょうどよい塩梅の湯加減で長湯ができますね。その上の「あじさいの湯」はちょっと小さい露天風呂です。訪問した冬季は雪が多いのでそれから上の「あざみみの湯」は閉鎖されていて残念でした。あじさいの湯に入っていると、脇に積み上げられている石の隙間から暖かい源泉が湧き出ていました。素晴らしい環境にあるのですね。上流に湧き出した源泉から階段状の湯舟を下り、途中でも湧き出しているお湯の川は、新鮮な温泉が流れるとても贅沢なお風呂です。

女性は内湯「桜の湯」の他に、女性専用の露天風呂「石楠花の湯」と、川の湯の一番上流「山ゆりの湯」があります。山ゆりの湯は、あざみの湯と同じく冬季閉鎖となっていました。女性のお風呂が多いのは素晴らしいことですね。高度成長期に作られた宿などは男湯がメインで女性のお風呂は本当に小さいところが多いのです。

川の湯の、白樺の湯とあじさいの湯を行ったり来たりして、熱くなったらお湯から出て雪景色を眺めて体を冷やし、又お風呂に入る事の繰り返し。極楽ですね。出られなくなってしまいます。あと一つ、貸し切り風呂の「奥の湯」がありますが、宿泊者専用です。

乃木将軍ゆかりの品が展示されています。

湯上りにロビーでゆっくりとしていると、いろいろなものが展示してあったので拝見しました。此方の何代か前の方が乃木将軍の秘書をされていたとの事で、乃木希典将軍がご夫婦で毎年湯治に訪れていたそうです。ゆかりの品々が展示されています。その他各所に美術品などが飾られていてとても良いですね。

こちらの大丸温泉旅館は、私は普段あまり宿泊することのないタイプの宿なのですが、深い歴史や良いお湯がとても良い体験になりました。いつか宿泊したい宿です。

訪問日 : 2025年 12月

スタイル : 立ち寄り湯

経費 : 1000円/1人 タオル・湯あみ着付き

泉質 : 単純温泉 単純硫黄温泉

所在 : 〒325-0301 栃木県那須郡那須町湯本269 0287-76-3050

特徴・湯使い : なんといっても露天風呂の「川の湯」です。川の上流の源泉から流れてくる温泉の川を堰き止めていくつもの露天風呂があります。湯あみ着着用の混浴。日本秘湯を守る会の宿です。

]]>
ほったらかしの宿 ゆうふり那須高雄温泉ロッジhttps://norari-countryside.com/yufurinasutakaoonsenlodge/Sat, 03 Jan 2026 01:49:36 +0000https://norari-countryside.com/?p=4639

目次 ゆうふり那須高雄温泉ロッジ 宿泊記 旅の記録 ゆうふり那須高雄温泉ロッジ 宿泊記 2025年 12月 訪問 栃木県那須湯本温泉。ほったらかしの宿、ゆうふり那須高雄温泉ロッジに宿泊しました。 以前、那須高雄温泉おおる ... ]]>

2025年 12月 訪問

栃木県那須湯本温泉。ほったらかしの宿、ゆうふり那須高雄温泉ロッジに宿泊しました。

以前、那須高雄温泉おおるり山荘として営業していた時分は、高雄温泉の泉質がとても好きだったので結構宿泊したものです。まあ、おおるりの宿でしたので食事などは期待できず、温泉施設もかなり痛んでいたものでした。しかしいざ閉業してしまうと高雄温泉に入れずにちょっと残念だったところ、新たに、ほったらかしの宿、ゆうふり那須高雄温泉ロッジという名称でリニューアルオープンとの事なので様子を見に宿泊してみましょう。

4階は眺めがいいです。
ベッドはおおるりのまま使っているようです。

チェックインを済ませ、今回は4階の部屋へ落ち着きました。眺めがいいですね。部屋をよく見るとリフォームされた部屋で唯一ベッドは以前のままの様な記憶があります。あとは新しくなっているようですね。落ち着いたら早速お風呂へ入りましょう。

露天風呂は温泉プールになりました。

露天風呂を見てみましょう。以前は男女別にに分かれていた仕切りがなくなり温泉プールという形になっています。まあ露天風呂だったのでとても浅いのですけど。水着または湯あみ着を着て利用します。湯あみ着はフロントで300円でレンタルできます。ちょっと雪が降る時期にはきついかもしれませんがチャレンジしてみましょう。それから手前にあった貸し切り湯がなくなっていました。

お湯の温度は36度ほど。ちょっとぬるいですね。

ちょっと寒かったのですが湯あみ着を借りて温泉プールに入ってみました。ああ、これが高雄温泉ですね。成分分析書を拝見すると泉質は含硫黄ーカルシウム・マグネシウムー硫酸塩炭酸水素温泉(硫化水素型)(低張性中世温泉)」との事。源泉温度が38度程と低いので温度計を見ると36度くらいしかありません。夏場であればとてもいい感じなのでしょうが今日は雪交じり。ちょっと寒いのですが源泉が投入されているパイプを独泉して長湯と行きましょうか。

内湯は新しくなってとてもきれいです。しかしお湯の質は芳しくありません。温泉分析書別表を見ると、加水、加温、循環ろ過、塩素消毒とすべてで行われています。お湯もほとんど無色透明で匂いは塩素の匂いのみ。いやはや、地下水に源泉を少し入れている程度と思われます。これでは仕方ありませんね。

内湯。

温泉プールで長湯をし、タイミングを見計らって内湯へ戻って上がり湯とします。ああ、体の芯からあったまりますね。これでいいのです。

露天風呂のほうが温泉の香りが強いです。

風呂上がりに少し施設を見て回ったところ、以前バイキング会場だったところがいろいろ変わっていました。素泊まりの宿なので一角に電子レンジとテーブルが並び食事をとれる場所が用意されています。フロント前に冷凍のお弁当などが販売されていてこちらで温めて食べることができます。しかし皆さんここで食べている方はほとんどいなくて部屋へもっていって食べるようですね。あと、卓球台やゲームセンター。湯上り所などができていました。

冷凍のお弁当が売っています。
見事に電子レンジが並びます。
先ずは卓球でしょうか?
湯上り所でゆっくり。
フロントロビーでビリヤードもできます。

私は途中のスーパーですぐ食べられるお総菜などを仕入れてきたのでそのまま部屋でいただきました。食後、フロント周りをぶらついてみると結構皆さん自由気ままに散策していて、私たちはみたらし団子がいただけるので試してみました。本来は網で直接焼くところをアルミフォイルを敷いてあるのでちょっと焼きが甘くなってしまい、焦げ目が良くつかないのですがご愛敬でしょうか。

みたらし団子を焼いていただけます。

夜も更けて寝る際に気が付いたのですが、ベッドは以前のままの物を利用しているのですがマットレスはとても良いものになっていました。かけ布団も結構いい感じでとても寝やすいものになっていて助かります。それではおやすみなさい。

流石高台に建つので眺めがいいですね。

翌日は天気も良く朝焼けが綺麗です。しばらくしたらまた温泉プールに入ってみましょう。今朝は先客が入っていましたが、とても寒いとすぐに出てしまいました。私は昨夜と同じように源泉を独泉してゆっくりと過ごします。しばらくして気が付いたのですが、温度が昨日とほとんど変わっていないので、源泉は止めずにかけ流されているようです。どうも湧出する源泉のかなりの量をこの温泉プールに投入して掛け流しているのですね。とっても贅沢な温泉プールです。残りを内湯に回すのでほとんど水増し加温の温泉になってしまうようです。

素晴らしい天気。お日様が出ると暖かくなってきました。

見方を変えると、源泉かけ流しの温泉プールで那須高雄温泉を満喫し、内湯は上がり湯と割り切って考えると、とっても贅沢なことなのですね。

今回、新しくなった施設を利用して感じた事は、サービスを限定してコストを下げる潔いほどの徹底したコンセプトはとても良いと思います。宿泊予約は食事などの制約がないので宿泊直前ギリギリで取ることができました。それから、お客さんの年齢層がとっても若返っています。おおるりの時は高齢者がメインであったのですが、リニューアル後はとても子供たちが多いのです。若い子育て世代が目ざとく見つけて宿泊しているのですね。

ちなみに、こちらの宿はお正月明けから3月末までは冬季休業になるようです。考えれば雪が多い場所で無理に通年営業するよりは冬は冬眠したほうが無駄なエネルギーを使わずに済みますね。つかの間の休日、ゆうふり那須高雄温泉ロッジで、久しぶりの那須高雄温泉を堪能して宿を後にします。

訪問日 : 2025年 12月

スタイル : 1泊2日 素泊まり

経費 : 10388円/2人合計 消費税入湯税込み 2人で訪問

泉質 : 含硫黄ーカルシウム・マグネシウムー硫酸塩炭酸水素温泉(硫化水素型)(低張性中世温泉)

所在 : 〒325-0301 栃木県那須郡那須町湯本212−486 0287-76-6321

特徴・湯使い : 露天風呂の温泉プールのみ源泉がかけ流されています。水着又は湯浴み着(レンタルあり)着用。内湯は期待しないほうが良いです。上がり湯と割り切りましょう。

]]>
那須湯本温泉 鹿の湯https://norari-countryside.com/nasuyumotosikanoyu/Fri, 02 Jan 2026 07:40:40 +0000https://norari-countryside.com/?p=4618

目次 那須湯本温泉 鹿の湯 訪問記 旅の記録 那須湯本温泉 鹿の湯 訪問記 2025年 12月 訪問 暮れも押し迫った12月末、雪の降る中に那須湯本温泉「鹿の湯」へ伺いました。 那須湯本温泉のシンボルである鹿の湯です。開 ... ]]>

2025年 12月 訪問

暮れも押し迫った12月末、雪の降る中に那須湯本温泉「鹿の湯へ伺いました。

雪の降る中の訪問です。

那須湯本温泉のシンボルである鹿の湯です。開湯の歴史は古く、約千三百年前にさかのぼるとの事です。狩野三郎行広という者が狩の際、射損じた鹿を追って山奥に入ると鹿が傷ついた体を温泉で癒していたそうな。それ以来鹿の湯と呼ばれる様です。長野県の鹿教湯温泉と同様なのですね。現在の湯屋の建物は昭和16年築だそうで、鄙びた感じが私は大好きです。

鹿の湯へはこれまで度々訪れていて、男湯に8つある湯舟に体を慣らすと各地の温泉を訪問した際、体感でお風呂の温度がわかるようになりました。いつもたくさんのお客さんが訪れていて、今日も雪模様なのですが大勢の方が湯あみなさっています。早速かけ湯をたっぷりとかけてお風呂に入りましょう。

かけ湯なんですが、鹿の湯の作法は独特で、かぶり湯と言われ、脱衣所から降りてすぐにあるかぶり湯の浴槽脇にひざまずき、頭にタオルなどを被せて備え付けの柄杓(またはマイ柄杓、ご常連は持参)で、頭部におよそ200回(!!)そっとかけます。その際目に入らないように注意しましょう。かぶり湯の温度は一番高い浴槽と同じで48度です。それによりお湯の成分が体になじみ、のぼせ・吐き気の防止、頭痛・肩こり・首のこりに良いそうです

意外と皆さんこの作法で入る方は少ない様子です。経験上結構こうやってかけ湯をするとかなり高温のお湯に入れることがわかりました。ご常連はそれなりに多い回数のかけ湯をしていますね。一言さんはほとんど何もせずに入るので暑い湯船に入れないのでしょうかね。

男湯【この写真は鹿の湯のサイトより引用させて頂きました】

能書きはこの辺で早速お湯へ入りましょう。最初は手始めに43度くらいから入ります。ああ、いいお湯ですね。この硫化水素臭がたまりません!。

女湯【この写真は鹿の湯のサイトより引用させて頂きました】

46度の湯舟に入って気が付いたのですが、今日は雪交じりでとても寒いので、あまりお湯の温度が上がっていない様なのです。湯守の方がお湯を調整するのですがそれよりも外気のほうが冷えていて、天窓から雪が吹き込んできたりするので熱くありません。多分1度は低いようです。46度の湯舟も楽に入れました。いつもは入れない48度の湯舟も試しに入ってみると短時間でしたら問題なく入れました。

女湯【この写真は鹿の湯のサイトより引用させて頂きました】

温泉成分分析書を拝見すると泉質は、「単純酸性硫黄温泉(硫化水素型)(低張性酸性高温泉)」との事です。硫化水素臭プンプンな鹿の湯のお湯はファンが多いのです。

一番奥、高温の湯舟の周りにはご常連が陣取り、ほとんどしゃべらずに一種独特で修行の場の様な雰囲気が漂っています。以前、雲海閣のご主人とお話をしたときに、高温のお湯に入っている方は、病か何かを持っている方が多い様だと伺いました。皆さん真剣です。

那須湯本温泉の源泉。

まあ、そういう私も足が良くないので鹿の湯のお湯を掛けてよくマッサージしてからお湯を出ました。最近は雲海閣などの宿でゆっくり他の湯あみ客に惑わされないで入ることが多かったので、久しぶりの鹿の湯への訪問でした。この雰囲気はとてもいいですね。又お邪魔しましょう。

訪問日 : 2025年 12月

スタイル : 立ち寄り湯

経費 : 500円

泉質 : 単純酸性硫黄温泉(硫化水素型)(低張性酸性高温泉)

所在 : 〒325-0301 栃木県那須郡那須町湯本181 0287-76-3098

特徴・湯使い : 那須湯本温泉のシンボル的存在の共同浴場です。湯守が6つある41、42、43、44、46、48度の湯舟を源泉投入量で調整していて、各人の好みに合わせて湯あみができます。独特なかぶり湯の作法でかけ湯をしてから入りましょう。源泉かけ流しです。

]]>
成田 ブラジル料理 トゥッカーノhttps://norari-countryside.com/naritatucano/Thu, 01 Jan 2026 06:52:40 +0000https://norari-countryside.com/?p=4535

目次 ブラジル料理 トゥッカーノ 訪問記 旅の記録 ブラジル料理 トゥッカーノ 訪問記 2025年 12月 訪問 千葉県成田市にある、古民家を利用したブラジル料理の店。「トゥッカーノ」さんへお昼をいただきに行きました。 ... ]]>

2025年 12月 訪問

千葉県成田市にある、古民家を利用したブラジル料理の店。「トゥッカーノ」さんへお昼をいただきに行きました。

久しぶりの休日。妻とお昼に何を食べようかと検索。いろいろなお店の中からブラジル料理が珍しいので伺ってみることにしました。そのお店は成田市の郊外にありナビに導かれて出かけていくと、大通りから外れてかなり入り込んだ畑や雑木林の中にありました。帰りにもナビが必要な場所です。

雑木林の中にそのお店はありました。

たどり着いたところはただの雑木林に囲まれた様なところです。ブラジルの国旗がなければそこがお店なのか全くわからないようなところにそのお店は在りました。トゥッカーノさんは木立に囲まれた古い住宅をリフォームしたお店です。

外観は普通の日本家屋です。

平日の開店間際。普通のお宅のような玄関を開けると、穏やかなご夫婦に出迎えていただきました。玄関右側のスペースには薪ストーブが燃えていい雰囲気です。左側が席となっていて椅子テーブルと掘りこたつの様に座れる席があります。今日は以前座敷であった奥の部屋で掘りこたつの様に足を下ろせる席へお邪魔しました。

12月。薪ストーブがいい感じ。
古い民家をうまくリノベーションしてあります。

何分にもブラジル料理は初めてです。以前にそれっぽい食べ物はいただいたことがあるかもしれませんがあまり記憶が定かではありません。メニューをよく吟味してみましょう。

メニューの表紙にはフェジョアーダがのっています。ぱっと見は小豆の様な黒いんげん豆が煮込んであるので甘いぜんざいのように見えてしまうのですが、実際には豚肉・ソーセージ、その他にんにくや玉ねぎなどで煮込んだ塩味の料理です。メニューの裏表紙にはシュハスコの説明があり、こちらのお店ではにんにく、玉ねぎ、トマトで下味をつけた牛肉をステーキの様に焼いた料理だそうです。肉が苦手な方は魚もあります。

今日はやはりお店のお勧め通り、フェジョアーダのプレートと魚と鱈のコロッケをチョイスしてお願いしました。お料理が来るまでお店の中を眺めて過ごします。

窓の外を眺めると庭先は植木ではなく落葉広葉樹が植えられています。今の時期は紅葉して葉が落ちてきたので明るい日差しが初冬の廊下に差し込んでいます。お店の中は白い壁材で仕上げた感じが日本間にとても合っていて自然な感じでいいですね。

この鳥がトゥッカーノです。

料理ができました。フェジョアーダのプレートは牛肉のシュハスコに大盛りのフェジョアーダがたっぷり。魚と鱈のコロッケはお肉が魚に代わって鱈のコロッケがのっています。こちらのフェジョアーダは量が少ないです。早速いただきましょう。

牛肉のシュハスコ。
魚と鱈のコロッケ。

まず、フェジョアーダはぱっと見は甘いぜんざいの様なのですが、豆・肉・ソーセージなど、塩味が絶妙です。シュハスコはステーキなのですが香味野菜で味付けをして焼かれているのでとても香ばしいです。お魚も味付けは基本一緒ですね。又、鱈のコロッケは塩蔵の鱈を使っているとの事ですが外はカリカリ、中はふわふわでとてもおいしいです。

フェジョアーダ。魚と鱈のコロッケの物なので量が少ないです。

食べ進んで味に変化が欲しい方は酸味が聞いたチリソースをかけるとよいでしょう。又、瓶に入ったチリソース(タバスコなどの無粋なものではなくブラジル製)もいい感じです。

食事の後にはドリンクを頼みました。ガラナジュースグアバジュースをチョイス。ガラナジュースはなかなか珍しいですね。かなり以前に売っていたのを覚えています。アマゾン原産の植物の実からとれるそうで、ブラジル料理にはとても合います。

余談ですが、お店の名前である「トゥッカーノ」とはメニューなどにも載っているくちばしの黄色い鳥のことです。日本名では「オオハシ」と呼ぶそうです。暖炉の前には大きな水槽があり、ご主人がアマゾンの魚を飼育しているそうです。とてもきれいな魚たちですね。

アマゾン川を再現して熱帯魚を飼育中。

美味しいブラジル料理をいただき、いろいろお話をさせていただきました。又お邪魔します。ごちそうさまでした。

訪問日 : 2025年 12月

スタイル : 昼食

経費 : フェジョアーダ 2000円 魚と鱈のコロッケ 1500円 ランチドリンク各200円

特徴 : ブラジル料理を堪能しました。

所在 : 〒287-0027 千葉県成田市一坪田110−3  070-2260-8088

URL : https://tucano-narita.com/

]]>
万座温泉 湯の花旅館https://norari-countryside.com/manzaonsenyunohanaryokan/Mon, 29 Dec 2025 10:52:21 +0000https://norari-countryside.com/?p=4538

目次 万座温泉 湯の花旅館 訪問記 旅の記録 万座温泉 湯の花旅館 訪問記 2025年 11月 訪問 今日は万座温泉「湯の花旅館」へ立ち寄り湯で伺います。白濁した硫黄泉に加えて、サルノコシカケの成分が入っているお風呂に入 ... ]]>

2025年 11月 訪問

今日は万座温泉「湯の花旅館」へ立ち寄り湯で伺います。白濁した硫黄泉に加えて、サルノコシカケの成分が入っているお風呂に入れるとの事で楽しみな宿です。

万座温泉へのアクセスなのですが、私個人的には草津温泉から志賀草津道路を通って行きたかったのですけど、草津白根山の噴火警戒レベルが2になってしまい、火口から半径1キロ範囲が立ち入り規制となって国道292号線は通行止めが続いています。

草津白根山の火山活動が続いています。

無料で通れる道路は長野方面からのアクセスしかなく、仕方がないので有料の万座ハイウエイを利用しました。片道1070円、往復2140円の出費は日帰りの立ち寄り湯にはちょっと高いのですが、まあ眺めがいいので良しとしましょう。

万座ハイウエイで向かいます。

万座温泉に近くなったころ、道路わきに雪が残っていました。11月の初旬なのですが冬がもうすぐ近くまで来ていることを感じます。

11月入ってすぐなのですが山は雪が降っていました。

湯の花旅館さんは万座温泉の中でも一番奥に建ち、万座湯畑に近いので温泉の質もいいと思います。温泉が楽しみ。

とてもいいお天気に訪問です。

今日はとても天気が良くドライブ日和。万座温泉に入り温泉の香りを嗅ぎながらしばらく進むと湯の花旅館へ到着しました。山小屋の感じの建物は湯治宿そのものですね。わたしが好きな雰囲気満載です。

お邪魔します。山の宿ですね。

おとないをいれ、お風呂場へ向かう途中の窓の外に結構雪が残っていました。ここではもう冬なのですね。廊下を進んだ先の内風呂「延寿の湯」の他に、「月見岩の露天風呂(混浴)と呼ばれる外湯もあります。

早速お風呂へ入りましょう。かけ湯をたっぷりかけて入ります。ああ、硫化水素臭プンプンな、ちょっと熱めの万座温泉のお湯はいいお湯ですね。温泉分析書を拝見すると泉質は、酸性含硫黄・マグネシウム・ナトリウムー硫酸塩温泉との事です。

マグネシウム・ナトリウムー硫酸塩泉は、傷の湯・脳卒中の湯などよばれ、皮膚の蘇生を促して傷を早く治し、高血圧症、動脈硬化症など、脳卒中後の療養に効果が期待できるそうです。

サルノコシカケがたっぷり入っています。

お湯はちょっと熱くて浴感では43度くらいでしょうか?。源泉がサルノコシカケを敷きつめた木桶を通り投入されています。源泉温度を下げる効果もあるようです。木桶脇に湯のみがあったので個人の判断で飲泉してみました。サルノコシカケの味はどの様なのかわかりませんが独特の味ですね。万座温泉は硫黄濃度がとても高いのが特徴です。

サルノコシカケを通った源泉が投入されています。

数年前に訪問した万座ホテルジュラクの泉質は「単純硫黄泉」だったのですが、湯の花旅館の泉質は硫酸塩泉なのですね。酸性度はpH2,5と草津温泉まではいきませんが結構高いです。

月見岩の露天風呂(混浴)【この写真は湯の花旅館のサイトより引用させて頂きました】

白濁したサルノコシカケ入りの温泉に浸かりゆっくりと湯あみを楽しみました。今回は内湯のみで月見岩の露天風呂は入りませんでした。次回宿泊して夜のお月見を楽しみたいものです。

猿茸大明神の祠には、サルノコシカケが祀られます。

万座温泉とサルノコシカケのエキスが含まれた薬湯がとても体に良いようです。こちらの宿には自炊プランがあるので湯治目的で訪れる方も多数いらっしゃるのでしょう。

もうすぐこの風景も雪の中に埋もれてしまうのでしょう。次回の訪問が楽しみです。

訪問日 : 2025年 11月

スタイル : 立ち寄り湯

経費 : 1000円 万座ハイウエイ 片道1070円 往復2140円

泉質 : 酸性含硫黄・マグネシウム・ナトリウムー硫酸塩温泉

所在 : 〒377-1528 群馬県吾妻郡嬬恋村干俣万座温泉2401 0279-97-3152

特徴・湯使い : 源泉をサルノコシカケにくぐらせてから湯舟に投入されている独特の温泉です。原産かけ流し。月見岩の露天風呂は混浴です。

]]>
四万温泉 御夢想の湯https://norari-countryside.com/simaonsengomusounoyu/Wed, 03 Dec 2025 07:32:58 +0000https://norari-countryside.com/?p=4451

目次 四万温泉 御夢想の湯 日向見薬師堂 訪問記 旅の記録 四万温泉 御夢想の湯 日向見薬師堂 訪問記 2025年 11月 訪問 秋も進んだ11月。久しぶりに四万温泉へ向かいます。紅葉がだんだんと深まってきて温泉街の建物 ... ]]>

2025年 11月 訪問

秋も進んだ11月。久しぶりに四万温泉へ向かいます。紅葉がだんだんと深まってきて温泉街の建物が見えてきた頃、虹が街を覆って見えました。なんかいいお湯に入れる予感がしますね。

今日訪問する温泉は四万温泉の最奥にある共同浴場「御夢想の湯」。四万温泉発祥のお湯と呼ばれている温泉です。

虹が掛かった幻想的な四万温泉の街。

ちょっと余談ですが、以前に碓氷峠の玉屋ドライブインを訪れた際、名物「峠の力餅」の包みに書かれていた戦国武将「碓井貞光」について調べたとき、四万温泉を発見した御仁であることがわかり、発見された御夢想の湯をいつかは訪ねたいと思っていました。

碓井貞光は平安時代中期の武将で、源頼光に仕え頼光四天王の一人と称されたそうです。彼らの軍勢が越後から上野国への道中、現在の日向見付近で野営した際、貞光が一心不乱に読経し夢うつつとなっていた夜半に何処ともなく童子が表れて、四万の病悩を治す霊泉の所在を教えたといわれています。これが四万温泉発見の由来となり、その源泉が御夢想の湯と名付けられた古湯であるそうな。又、この霊験を元に湯の傍らに堂を建てて薬師如来を安置したといわれています。

四万温泉を奥へ奥へと進んでいきます。もうすぐ四万川ダムというところを左に入ると一番奥に御夢想の湯はありました。

2006年築の立派な湯屋です。

訪問時は午前中のちょうどチェックアウト後の時間帯であったので、意外と多数の観光客が散策していました。「四万温泉発祥の湯」と染め抜かれた暖簾をくぐり、早速お風呂をいただきに入りましょう。

温泉の由来が記されています。

中へ入ると脱衣所はちょっと狭いです。階段で下ったところに石の湯舟が鎮座していました。上から眺めてみると3人ぐらいで一杯でしょうか?まあ、そんなに大勢で入るお風呂ではありません。早速かけ湯をたっぷりかけて入りましょう。浴感はちょっと熱めのいいお湯ですね。無色澄明でちょっと独特の香りがします。最初その香りから塩素消毒されているのか?と思ったのですが後で温泉分析書を拝見すると源泉かけ流しなのでそのような源泉の香りなのですね。

脱衣所から下った所に湯舟があります。

成分分析書を拝見すると泉質は、「カルシウム・ナトリウムー硫酸塩温泉(低張性アルカリ性高温泉)」との事です。表の看板にも掲げてありましたが、旧泉質では石膏泉と呼ばれて古来より、傷の湯、脳卒中の湯と称されて戦国武将の傷を癒すのに重宝されたようです。

たっぷりとかけ流されています。

浴感では43度ほどでしょうか?ちょっと熱めのお湯に、出たり入ったりを繰り返して四万温泉発祥のお湯を堪能しました。このところ足の具合がよくなかったのですが、心もち軽くなったような気がします。いいお湯ですね。

神棚の奥にお賽銭を入れられるようになっています。

こちらの共同湯ななんと無料で開放されています。しかし、脱衣所の前にあった神棚にお賽銭を寄付として入れるようにしましょう。私もわずかですが寄進しました。

鄙びた感じが四万温泉に溶け込んでいます。

御夢想の湯の前に茅葺の日向見薬師堂のお堂があります。現在のお堂は後に真田信之が再建したものですが、開基は貞光とされています。明治時代に国宝に指定されましたが、昭和の法律改定で国指定重要文化財になりました。

日向見薬師堂。

貞光が日向守であったことにより、この一帯を「日向見(ひなたみ)」と呼ぶようになったといわれます。

鄙びたいいお堂です。

四万温泉発祥の湯に浸かり、薬師如来様を拝んで健康と温泉行脚の無事を祈願して帰路につきました。

訪問日 : 2025年 11月

スタイル : 立ち寄り湯 寺社散策

経費 : 無料 (寄進は受け付けています)

泉質 : カルシウム・ナトリウムー硫酸塩温泉(低張性アルカリ性高温泉)

所在 : 〒377-0601 群馬県吾妻郡中之条町四万4372−1

特徴・湯使い : なんといっても四万温泉発祥の湯は素晴らしいです。痛かった足が心なしかよくなった気がします。源泉かけ流しです。

]]>
群馬県 吹割の滝https://norari-countryside.com/fukiwarinotaki/Sun, 23 Nov 2025 12:13:10 +0000https://norari-countryside.com/?p=4416

目次 吹割の滝 訪問記 旅の記録 吹割の滝 訪問記 2025年 11月 訪問 温泉を巡る旅の合間に、今回は群馬県沼田市の吹割の滝を見物に行きましょう。東洋のナイアガラとも呼ばれている滝です。国の天然記念物および名勝に指定 ... ]]>

2025年 11月 訪問

温泉を巡る旅の合間に、今回は群馬県沼田市の吹割の滝を見物に行きましょう。東洋のナイアガラとも呼ばれている滝です。国の天然記念物および名勝に指定されていて、日本の滝百選にも選ばれています。

訪問したのは11月初旬。紅葉が始まった時期で沢山の観光客が訪れています。今回、駐車場は吹割渓谷の一番下流にある市営駐車場を利用しました。無料なのですが十数台のみなのですぐ満車になってしまうのが難点。途中のお土産屋さんも無料とうたってはいますが、さすがに帰りに何かお土産を買わないわけにはいきませんね。

駐車場わきの橋からは深い渓谷を望みます。

遊歩道が整備されているので滝へのアクセスは問題ないのですが、さすがに渓谷まで下りて行かなくてはならないのでかなり階段を下ります。足腰に気を付けてください。

熊が出没したので遊歩道は一部閉鎖されています。

駐車場をでて川の右岸側(川の上流に向かって左側)にも遊歩道があるようなのですが、最近は熊が出没した様で通行止めになっていました仕方ありません。通行止めの看板のすぐわきに十二山神社の祠がありましたので旅の安全をお祈りしました

十二山神社へお参りして旅の安全を願いました。

しばらく坂道を上ると遊歩道入り口の案内板で左へ折れ、渓谷まで下りましょう。

途中お土産物屋さんのあたりはまだそれほどではないですが、しばらくすると結構な階段を下ります。渓谷の紅葉は最盛期には少し早かったのですが沢山の観光客が訪れていました。

河童のすり鉢発見!

遊歩道の途中に面白い場所がありました。水の流れで石が回転してえぐった穴です。以前、福島県の湯岐温泉近くにあった河童のすり鉢を思い出しました。これだけの穴をあけるにはどれほどの時間がかかったのか想像することもできませんね。

紅葉と滝の素晴らしい景観を眺めて癒されました。さあ次の温泉へ向けて旅を続けましょう。

訪問日 : 2025年 11月

スタイル : 景勝地散策

所在 : 〒378-0303 群馬県沼田市利根町追貝

特徴 : 東洋のナイアガラと称される滝は一見の価値あり。国の天然記念物及び名勝に指定されています。

]]>
水上温泉 天野屋https://norari-countryside.com/minakamiamanoya/Fri, 21 Nov 2025 11:13:49 +0000https://norari-countryside.com/?p=4364

目次 水上温泉 天野屋 宿泊記 旅の記録 水上温泉 天野屋 宿泊記 2025年 11月 訪問 今回の温泉行脚は、水上温泉の天野屋さんに宿泊しました。 天野屋さんは一時期営業を休んでいたそうですが、現在は素泊まりの宿として ... ]]>

2025年 11月 訪問

今回の温泉行脚は、水上温泉の天野屋さんに宿泊しました。

天野屋さんは一時期営業を休んでいたそうですが、現在は素泊まりの宿として再開しています。今回は湯治ということで3泊での訪問です。正直に申すと、恥ずかしながら水上温泉には今まで宿泊したことがないのです。近隣の温泉地にはお邪魔したことがありますが、水上温泉の中心部にある宿へは初めての宿泊です。

宿の外観はだいぶお疲れの様子です。

こちらの宿は温泉街の中心から細い路地を入った路地裏にあります。すれ違いができないような道をゆっくりと進むと天野屋さんはありました。駐車場はちょっと離れたところなので宿に荷物を下ろして若女将に案内していただきます。さあお邪魔しましょう。

お世話になります。

宿の中は赤いカーペットが敷き詰められていて時代を感じさせます。昭和の高度成長期に建てられた古い宿なのですが綺麗になっていますね。ちなみにチェックインの際にこちらの宿は宿泊料金を前金で払います。1泊素泊まり税込み5000円。とっても良心的なお値段です!。それから共同のキッチンがあるので自炊ができ、ランドリーもあるので長期の滞在も可能なのです。

2階の部屋に落ち着きました。これで炬燵があれば最高ですね。

早速2階の部屋へ落ち着きました。布団はすでに敷かれていて私などはほったらかし感がとても好きです。強いて言えば炬燵が欲しいところですがそれは我慢。

逸る気持ちを抑えて暖簾をくぐります。

部屋に落ち着いたら早速お風呂をいただきに行きましょう。浴室は1階の中ほどに男女別の内湯のみです。逸る気持ちを抑えて浴室の扉を開けると、そこにはとってもきれいなモザイクタイルの浴室が!。私の大好きなタイプのお風呂場です!とってもいい感じ。早速かけ湯をたっぷりかけて入りましょう。

いい形の湯舟ですね。タイルが綺麗。

ああ、いい感じのお湯ですね。浴感では42度ほどでしょうか?。癖のないお湯がなんと河童のお皿からジャブジャブと投入されています。時々ゴボゴボと激しく噴き上げてくるのはなかなか迫力がありますね。そして見事にあふれてかけ流されています。排水穴が小さいので流れきれなくてたまっているのはすごいです。

河童がいい仕事をしています。

温泉分析書を拝見すると泉質は「カルシウム・ナトリウムー硫酸塩塩化物温泉(低調性弱アルカリ性高温泉)」との事です。こちらの源泉は水上温泉の旧湯が引湯されていて源泉に近いとの事。なかなかのお湯です。

モザイクタイルがいい仕事をしてあります。

浴室のモザイクタイルがとってもいい仕事をしてあります。浴槽はクローバーのような形の作りで、水色の浴槽の縁には青いタイルが見事な曲線をなしていて、壁には下から上に向けて淡色になるタイルが見事です。湾曲した天井もすべてタイルで仕上げてあり、タイルフェッチの私は時を忘れて眺め入ってしまいました。

見事な曲線美。

お風呂から出てゆっくりとくつろぎ、暗くなってきたので食事の時間にしましょう。水上温泉には食事をとるところがたくさんありますが、初日は近くのスーパーマーケットで食材を調達してきて自炊です。共同のキッチンには一通りのものはそろっていますが、調味料は持参したほうが良いですね。

とってもきれいなキッチン。

キッチンにはテーブルもありこちらで食事をしてもよいのですがせっかくなので部屋でいただきましょう。食事の支度をしているとほかの宿泊客の方も自炊をされる方が多く意外でした。お話を伺った女性の方は、温泉宿で出てくる料理があまり好きではなくて結構自炊をするというお話でした。

天野屋さんでゆっくりお湯に入り、日中は気に入ったところにのらりと出かけて過ごす日々。とても充実した湯治の日々です。それからとても失礼なのですが意外と宿泊客が多いことに驚きました。それも女性の一人客が多いのです。

宿のすぐ前にやぶそばさんがあります。

お昼に宿のすぐ前にある、やぶそばさんへ伺いました。なかなかいい感じの店構えです。お店の中は民芸調でとても落ち着いていて、先ずは日本酒をいただきましょう。おそばはせいろを注文。しばらくの間お酒をいただきながらお店の中を眺めます。この店はとても狭い路地を入ったところにある店なのですが著名人の方の写真が飾られていて有名なお店なのですね。

谷川岳。水上の定番酒ですね。

おそばが来ました。早速いただきましょう。ああ、しっかりと腰がありのど越しもよく中々のおそばですね。メニューを拝見すると、猪鴨(ししかも)などもあるようで、次回の訪問の際はいただいてみましょう。ごちそうさまでした。

せいろ蕎麦。こし・のどごしともに良し。

夜は、ちょっと気になっていたお店、OCTONE Brewing、(オクトワンブルーイング)さんへ行ってみました。こちらはクラフトビールの醸造所でビールを飲むことができるお店です。

オクトワンブルーイングさんへ伺いました。
現在は醸造所を移転したそうです。

お店に入るとたくさんのビールタップが並び、ビール好きにはたまりませんね。早速いただきましょう。私はエール系のビールが大好きです。IPAビールもあります。珍しいものではホップを使用したにごり酒がありいただいてみました普通のにごり酒では味わえない香りと味で新鮮な感覚です。

普段飲むビールとは別の飲み物です。

又、宿のすぐ隣にある居酒屋、安兵衛さんへも行ってみました。

宿の隣にある居酒屋。安兵衛さんへ。

オクトワンブルーイングさんから一度行ってみたほうがいいと勧められたのです。それまでは失礼ながら一言さんお断りのような雰囲気なので躊躇していたのですがお邪魔してみました。

鹿肉をいただきました。

こじんまりとした店なのですがすでに先客もいらして、ご夫婦でやっているお店はジビエなど意外なものをいただけます。面白かったです。

天野屋さんでの楽しい湯治の日々、あっという間に3泊4日が過ぎてしまいました。最後まで水上温泉のお湯をを堪能して、女将さんたちに再来を約束して名残惜しいのですが宿を後にしました。

つがいのヤマドリがお見送りしてくれました。

見上げると遠くの山には初雪が降って白くなっています。冬がすぐそこに来ているのですね。

チェックアウトの朝、山は雪化粧をしていました。

水上温泉の定宿となりそうな天野屋さんでした。次回の訪問が楽しみです。

訪問日 : 2025年 11月

スタイル : 3泊4日 素泊まり

経費 : 5000円/泊 消費税入湯税込み 1人で訪問

泉質 : カルシウム・ナトリウムー硫酸塩塩化物温泉(低調性弱アルカリ性高温泉)

所在 : 〒379-1617 群馬県利根郡みなかみ町湯原804 0278-72-2307

特徴・湯使い : 水上温泉の旧源泉を引湯して源泉かけ流しです。河童の皿からたっぷりかけ流されたお湯はとても新鮮です。浴室のタイルがとてもいい仕事がしてあり、タイルフェッチにはたまりません。

]]>
老神温泉 楽善荘https://norari-countryside.com/oigamionsenrakuzensou/Tue, 18 Nov 2025 10:36:48 +0000https://norari-countryside.com/?p=4327

目次 老神温泉 楽善荘 宿泊記 旅の記録 老神温泉 楽善荘 宿泊記 2025年 11月 訪問 今年の秋は、とっても残暑が長く厳しかったのですが、涼しくなったかなと思っているうちにあれよあれよという間、あっけなく秋の色が一 ... ]]>

2025年 11月 訪問

今年の秋は、とっても残暑が長く厳しかったのですが、涼しくなったかなと思っているうちにあれよあれよという間、あっけなく秋の色が一気に濃くなりました。そして紅葉が進んだ11月初旬、群馬県、老神温泉楽善荘さんにお邪魔しました。

お世話になります。手前にはお土産屋さんも併設してあります。

老神温泉は以前に立ち寄り湯で伺ったことはありますが宿泊は初めてです。今宵お世話になる楽善荘さんはお湯が良いと評判なので楽しみです。こちらの宿は現在素泊まりか朝食付きのみの営業です。今回は朝食付きで予約したので途中で夕食を調達してから伺いました。

昭和の香り満載!な玄関ロビーです。

駐車場に車を入れると法被姿のご主人がすぐに出てきて対応していただきました。こちらの宿はお土産屋さんもやっている様で、ご主人がお店から飛んで出てきて驚きです。宿の中に入ると和服に割烹着姿のおかみさんが対応してくれました。

失礼ながらこちらの楽善荘さんは高級宿の対極にあるような宿なのですが中々の対応に驚きです。ちなみに宿泊料金は前金性になっていて、チェックインの際に料金を支払います

3階、白根の間。炬燵がいいですね。
お風呂に入っているぐんまちゃんがいいですね。

今回は3階の白根の間へ案内していただきました。炬燵とすでに布団が敷かれています。旅の荷を下ろしたら早速温泉へ入りに行きましょう。お風呂場は2階に男女別の内風呂のみです。お風呂場へ入るとお湯がかけ流されていてあふれたお湯で浴槽や床が赤く変色しています。鉄分が多いのでしょうか。早速かけ湯をたっぷりと何回もかけてお湯に入ります。ああ、切れのあるいいお湯ですね。浴感では43度くらいでしょうか、ちょっと熱めのいい感じのお湯です。

源泉かけ流しです。

温泉分析書を拝見すると泉質は単純温泉(低張性弱アルカリ性高温泉)」とのことです。無色澄明でほのかに硫化水素臭、ちょっと独特な金属臭のような香りがするお湯で、源泉かけ流しです。

お風呂場の床などはかなり年季が入っていますが、ちゃんと掃除が行き届いており、片隅には垢すりなどのお風呂グッズが用意してあり、それから小ぶりなプラスチックの桶は多分乳幼児用と思われるものもあっていいですね。

お風呂グッズがいい感じです。

お風呂から出ると浴室の前には自動販売機があり、なんと!缶ビールが250円で売っていました。温泉旅館では破格の値段ですね!。次回からビールを買ってこなくても大丈夫。

それからちょっと注意することは、部屋にはお茶セットは置いてなくて、玄関ロビーと2階の食堂にお茶などがおいてあり、そこから部屋へもっていくようになります。朝は玄関ロビーでちゃんとドリップしたコーヒーのサービスがあり素晴らしいです。

お茶は各自で部屋へもっていくスタイル。

宿の中を見て回って気が付いたのですが、昭和の高度成長期に建てられた宿を変に改築せず、そのまま現在まで生かし続けている姿勢が素晴らしいです。人それぞれ好みがあるので何とも言えませんが、、私などは古い宿を変に中途半端なリフォームをしたような宿より、こちらの楽善荘の様にそのまんま上手に生かしているほうが好きです。

とってもきれいに掃除されているトイレです。
懐かしい和式。

トイレ・洗面などは共用で、トイレは旧式な和式なのですが、タイルなどはよく掃除が行き届いていてとてもキレイなのです。器具はさすがにくたびれていますがとってもきれいなので驚きました。

部屋には懐かしいマッサージ道具が現役で置いてあります。

今回の夕食は途中のスーパーマーケットで調達してきたもので済ませました。現在の老神温泉はちょっと寂しい感じの温泉街になってしまって食事をする場所も限られてしまいます。探したところ、中華料理屋の来々軒さんか、餃子の満州が運営している東明館のレストランくらいでしょうか。次回は外で食事をするのもいいかもしれません。

いやあ、なかなかいいキャッチコピーですね。
荘の明かりが消えていますがご愛敬。

温泉宿は結構川沿いが多いので、沢の音などが響いて寝付けない時が多いのですが、こちらの宿はとても静かで夜はゆっくりすることができました。

朝ごはん。炊き込みご飯がおいしい!。
朝はドリップしたコーヒーが飲めます。

朝はゆっくりと老神温泉の朝湯を堪能しました。特筆すべきことに普通温泉宿は朝食時間が遅いのが常ですが、此処は朝7時から食べることができるのでとてもいいですね。食事のあとは又ゆっくりと温泉を楽しみました。

帰りの際にはご主人とおかみさんに見送られ、次回の訪問を楽しみにして宿を後にしました。

現在の温泉街は寂れた感じ。往時はとってもにぎわっていたのでしょう。

帰りに、老神温泉街をすこしふらついてみました。往時はとてもにぎわっていたようですが、現在はちょっと寂れてしまって寂しい感じがします。しかし温泉はなかなか良いのでまた訪れたい温泉です。次回の訪問を楽しみにして旅を続けましょう。

訪問日 : 2025年 11月

スタイル : 1泊2日 朝食付き

経費 : 6350円/泊 消費税入湯税込み 1人で訪問

泉質 : 単純温泉(低張性弱アルカリ性高温泉)

所在 : 〒378-0322 群馬県沼田市利根町老神598 0278-56-2521

特徴・湯使い : かすかに硫化水素臭、独特の金属臭のような香りがします。43℃ほどのちょっと熱めのお湯です。源泉かけ流し 

]]>
旧碓氷峠 玉屋ドライブインhttps://norari-countryside.com/usuitamayadrivein/Sun, 15 Jun 2025 09:08:46 +0000https://norari-countryside.com/?p=3661

目次 玉屋ドライブイン 訪問記 旅の記録 玉屋ドライブイン 訪問記 2025年 5月 訪問 旧碓氷峠を散策した折、玉屋ドライブインにお昼をいただきに伺いました。 直線の結構な上り坂が続く坂本宿を通り過ぎ、旧碓氷峠のつづら ... ]]>

2025年 5月 訪問

旧碓氷峠を散策した折、玉屋ドライブインにお昼をいただきに伺いました。

力餅の看板がめじるしです。

直線の結構な上り坂が続く坂本宿を通り過ぎ、旧碓氷峠のつづら折れカーブが始まる場所に玉屋ドライブインはあります。峠の力もちで有名なお店です。

創業250年以上の歴史があるお店です。

平日のお昼過ぎ。お店の中へ伺うと碓氷峠周辺を散策するハイカーの家族連れや、モーターサイクリストたちが立ち寄ってにぎわっています。

早速中へ入ってお昼をいただきましょう。

表の看板には「創業二百余年」とあり、調べてみると旧中山道の刎石山(はねいしやま)四軒茶屋にての販売から、横川・軽井沢間にアプト式の鉄道が開通後は熊の平駅で力餅の駅売り、その後熊の平駅の廃止により、当地坂本に移り玉屋ドライブインとして開業して現在に至るそうです。

お土産用のサンプルです。注文するとすぐに作ってくれます。

お土産用に包まれた力もちを見ると「碓井貞光と書かれています。調べてみると貞光は1200年あまり昔、平安中期の武将で、此処、碓氷の生まれとされ、非常に力持ちで学問にもすぐれていたそうです。又、四万温泉発祥の湯とされる御夢想の湯を発見したと伝えられています。それから、安政2年、安中藩の若武士が安中城下大手前から碓氷峠熊野権現様まで、7里7丁余り(28キロ強)の中山道を遠足の競争があった時(現在の安政遠足マラソン)、若武士たちにふるまわれたのが力もちの始まり、だそうです。

旅人の姿も、徒歩での旧中山道から鉄道で旧信越本線横川・軽井沢間のアプト式区間、現在は自動車で碓氷峠と移りましたが、此処には変わらない峠の茶屋の姿がありました。

一角にツキノワグマやキジなどの剥製がありました。

能書きはこのくらいにしてお昼ご飯を注文しましょう。本来であれば峠の力もちをいただくのでしょうが、お昼時なのでご飯にします。メニューを吟味して今日はソースカツ丼を注文。しばし待ちましょう。

ソースカツ丼を注文。しばし待ちます。

お店の中を眺めると、鉄道の写真がたくさん貼ってあります。有名なめがね橋や時代を感じる機関車などの写真がたくさん貼ってあり、鉄道ファンにはたまらないでしょうね。ちょっと面白いのはクマやキジなどの剥製が飾ってありました。山所なのですね。

往時の鉄道写真がたくさん飾ってあります。

そうこうしていると注文のソースカツ丼ができました。ちょっと想像していた姿と違うので食してみると豚肉ではなく鶏肉を使ってあります。なるほど。味はあの酸味のきいたソースの味で変わらないのですが、鶏肉もなかなか美味しいものですね。

ソースカツ丼。鶏肉を使っているのが特徴です。

食事をしていると結構お客さんが立ち寄っては「力もち」を購入していきます。食事をしている方もお土産に注文されていてとても人気がるのですね。今回は旅の途中で日持ちがしないので断念しましたが次回はお土産にしたいと思います。ごちそうさまでした。

ごちそうさまでした。旅を続けましょう。

訪問日 : 2025年 5月

スタイル : 昼食

経費 : ソースカツ丼 850円

特徴 : 「峠の力もち」で有名なお店です。通年でいろいろな味のものがありますが、期間限定で「ずんだあん」入りが販売されてました。

所在 : 〒379-0307 群馬県安中市松井田町坂本1011−1  0273-95-2457

]]>